さくさく–文芸同人サークル文学市場のブログ–
文学市場の同人が、例会の様子や文学についてなど、ゆる〜く紹介します♪
桂川うなる
おおおお久しぶりです、史間です。
夏の間は正体をなくしていました(いろんな意味で)。そろそろ「史間って実在しないんじゃね?」とか思われていそうで震えています。私はここにいるよ!
ふざけた前置きはこのくらいにしまして。
皆様ニュースでご存知とは思いますが、先日、京都では台風の影響で大雨が降りました。
私の住む地区にも避難勧告(のちに避難命令)が出たのですが、マンション6階の我が家から学校の体育館に避難するのはむしろ危険なんじゃないかと思い、寝直すことにしました(朝の5時頃)。
あれからだいぶ経ちました。本日の渡月橋です。
水量はほぼ元通り。川岸にはとりあえずの補強が。
桁隠しが破損していました。水は橋を越えていましたから、「これくらいで済んだ」と言ったほうがいいのでしょうか。
この渡月橋、ご存知の方もおられると思いますが、平安前期に架けられたのがはじめです。亀山上皇が、橋の上の空を月が動いて行くのを見て「くまなき月の渡るに似る」と言ったので渡月橋になったとか。法輪寺へ「十三参り(数え13の子が虚空蔵菩薩へお参りをする通過儀礼)」の際、この橋を渡り終え鳥居をくぐるまでは振り返ってはならないという習わしもあります。
観光スポットとして有名ですが、夏目漱石の『虞美人草』や谷崎潤一郎の『細雪』など文学作品にも登場しますよね。多くの文人が訪れた場所でもあり、文学とも縁があると言えます。『平家物語』に登場する小督(こごう)局ゆかりの琴きき橋跡も渡月橋そばにあり、橋からは百人一首ゆかりの小倉山を見上げることができます。この付近をじっくり散策するなら半日以上は必要かも。
渡月橋を今の場所に架けたのは角倉了以(1554〜1614年)と言われています。
了以翁は高瀬川の開削者として歴史の教科書にも登場するのですが、知名度はあまり高くないようです。京都の人にとっては大変身近な人物です。茶屋家、後藤家と合わせて「京の三長者」に数えられる豪商で、私財を投じて先に述べた高瀬川の他、大堰川(桂川の以前の呼び方ですが、南丹から亀岡にかけた一部を指しました)や天竜川などを開削した「水運の父」。この角倉一族がとにかくすごい。江戸時代一(と言っていい)のベストセラー&ロングセラー(うらやましいぜ)『塵劫記』を書いた算術家の吉田光由もこの一族の出です。戦国時代から江戸初期にかけての大坂、京、博多、長崎(平戸)の商人たちは、国の事業を動かすほどの力があって、豪快で不敵、とても魅力的ですよね〜。
って、予想以上の文字数になってしまってすみません。
2回に分けちゃいます。次回は了以翁ゆかりの場所(とちょっとだけ文学の話)を紹介したいと思います! 私のお気に入りの場所でかなりの穴場なので、紹介するのが惜しい気もしないでもないでもないんですが(笑)
以上、長ったらしい生存報告でした!
文学フリマ、行けるように全力でスケジュール調整中の史間でした!
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誰ですか?
というのは冗談、です、多分・笑
京都の大雨、私はニュースでしか情報がわからないのですが、かなり大変だったようで……元気そうでほっとしました。
破損はしたものの渡月橋が今もまだ見られる形で残っていること、本当によかったですね。私は過去の建造物への敬意等はあまり持ち合わせていない人間ですが、それでもそこに歴史的な価値があり、その価値によって人々にもたらされるものが多くあることはわかるので、本当によかったなと思います(なんか幼稚な感想しか言えませんが……)。
後編も楽しみにしています!
文学フリマ、来られるといいな〜。私がこの人誰だっけと忘れないように・笑
京都の大雨、私はニュースでしか情報がわからないのですが、かなり大変だったようで……元気そうでほっとしました。
破損はしたものの渡月橋が今もまだ見られる形で残っていること、本当によかったですね。私は過去の建造物への敬意等はあまり持ち合わせていない人間ですが、それでもそこに歴史的な価値があり、その価値によって人々にもたらされるものが多くあることはわかるので、本当によかったなと思います(なんか幼稚な感想しか言えませんが……)。
後編も楽しみにしています!
文学フリマ、来られるといいな〜。私がこの人誰だっけと忘れないように・笑
- 菊枝
- 2013/10/06(Sun)20:52:16
- 編集
私ですよ!
>てんねさん
川近くの方々は大変でした。まだまだ傷跡は残っているようで、元通りになることを祈るばかりです。
現在の渡月橋は桁と脚は鉄筋コンクリートなんですが、欄干や桁隠しは景観保護のために木造です。
こうへーんもきばりまーす!
川近くの方々は大変でした。まだまだ傷跡は残っているようで、元通りになることを祈るばかりです。
現在の渡月橋は桁と脚は鉄筋コンクリートなんですが、欄干や桁隠しは景観保護のために木造です。
こうへーんもきばりまーす!
史間さん、待ってますよ。
フリマのため、スケジュール調整中とのことですが、来てくれると信じて待ってます。今、張り切ってフリーペーパー制作の下準備中です。見本に10冊ほど作って『まあまあの出来かな?』とひとり悦に入ってます。14日にO君とYさん、もしかしててんね君とで、作業します。今回は会場が2階になって、ちょっぴりがっかりしましたが、場所なんて関係ないか・・・と、思い直しました。
愛知県碧南市の会員も駆けつけてくれそう・・・うれしいです。だんだんテンションが上がってきました。
愛知県碧南市の会員も駆けつけてくれそう・・・うれしいです。だんだんテンションが上がってきました。
皆さんのとこ大丈夫でしたか
ものすごい台風でしたが、皆さんの所大丈夫でしたか?
台風が行ったあと、急に初冬になったような寒さで、風邪ひきさんが急に多くなったようです。気を付けましょう(人の心配するより自分の心配しろって?)
14日フリマのフリーペーパー作りも無事終わり、準備万端整いました。本番、頑張ります。皆さん、のぞぎに来てください。
台風が行ったあと、急に初冬になったような寒さで、風邪ひきさんが急に多くなったようです。気を付けましょう(人の心配するより自分の心配しろって?)
14日フリマのフリーペーパー作りも無事終わり、準備万端整いました。本番、頑張ります。皆さん、のぞぎに来てください。
本番もうすぐですね
>kazukoさん
文学フリマの手続き等諸々ありがとうございます。先程宣伝記事をアップしました。
それほど広い会場ではないので、場所のメリット/デメリットなんてほとんどない、はず!
残り約二週間、私もテンション上げていきまーす。
文学フリマの手続き等諸々ありがとうございます。先程宣伝記事をアップしました。
それほど広い会場ではないので、場所のメリット/デメリットなんてほとんどない、はず!
残り約二週間、私もテンション上げていきまーす。
- 菊枝
- 2013/10/19(Sat)19:16:01
- 編集
お体にはお気をつけて!
文学フリマ、いよいよ近づいてきましたね〜。私はまだ予定が立たずですが(すみません)、宣伝活動を微力ながらがんばりますー!
>kazukoさん
先日の台風、関東のほうは特に大変だったと思います。大事ありませんでしたでしょうか?
文学フリマの準備も着々と進んでいるようで。毎回手伝いにも行けず、お任せする形ですみません! フリーペーパー作りに携わられた方々もお疲れ様でした。手に取れる時を楽しみにしています♪ フリーペーパーは掌編などを詰め合わせたものですが、毎回書き手の方々の色がよく出ていて、素敵な冊子に仕上がっています。無料なのでお得ですよね!
>てんねさん
文学フリマ、区分けの方法が変わって文学市場の場所も初2階となりましたが、おっしゃる通り場所なんか関係ない、いや、むしろゆっくりしていってもらいやすい場所なんじゃないかと思っています。い、行きたい……。
>kazukoさん
先日の台風、関東のほうは特に大変だったと思います。大事ありませんでしたでしょうか?
文学フリマの準備も着々と進んでいるようで。毎回手伝いにも行けず、お任せする形ですみません! フリーペーパー作りに携わられた方々もお疲れ様でした。手に取れる時を楽しみにしています♪ フリーペーパーは掌編などを詰め合わせたものですが、毎回書き手の方々の色がよく出ていて、素敵な冊子に仕上がっています。無料なのでお得ですよね!
>てんねさん
文学フリマ、区分けの方法が変わって文学市場の場所も初2階となりましたが、おっしゃる通り場所なんか関係ない、いや、むしろゆっくりしていってもらいやすい場所なんじゃないかと思っています。い、行きたい……。
このblogについて
文学市場は1994年設立のジャンル不問文芸同人サークルです。毎年3回、同人誌「さくさく」を発行しています。
ブログ「さくさく」では、文学市場の同人が、例会の様子や文学について、などゆる〜い感じで紹介します♪
文学市場のサイトはこちら
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ペンネーム:
菊枝てんね
東京在住です。
文学市場に入会してまだまだ日が浅いですが、先輩後輩の概念がない誰もが平等なサークルなので、出しゃばりつつ口滑らせつつ明るく楽しく活動しています!
文学市場の良さが伝わるような記事を心がけて更新していきます。
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京都在住の同人です。合評会にはたまにしか参加できないため、主に雑記に現れます。「さくさく」では今のところ歴史・時代小説を書いていますが、青春物やファンタジー、童話なども書きます。
趣味はエレキギターと剣道とカメラ。文学と町歩きを絡めながら、のんびり雑記をめざします♪
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産みの子である作品が評価される合評会。毎回おののきつつ参加、というのは丸っきりの冗談で、褒められること批判されることありの大勉強会に感謝感謝です。小説を中心に、詩や戯曲を物する、自称「書生」?の若手?も更新します!
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若夏
東京在住です。
月一の合評会では先輩方の才気に富む意見に刺激を受けながら、まだまだ執筆経験は浅いですが、もの書きを目指しています。
「さくさく」には短いエッセイを載せています。
踊りによる自己表現にも興味があり、将来、文章と踊りを融合させた作品を作れたらと小さな夢を抱いています。
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